足と靴のスペシャリストが実際に履いてみた 秋冬新商品レポート 足と靴のスペシャリストが実際に履いてみた 秋冬新商品レポート

Vol.410/4公開

AKAISHI初の本革ブーツをイタリアブランドのブーツと徹底比較してみました

142ショートブーツ

高山裕香/AKAISHI 商品開発セクション
シューフィッター 資格保持

142ショートブーツレポート

はじめましてこんにちは。
AKAISHI 商品開発セクションの高山です。
本社のある静岡市もようやく秋らしい気候になってきました。
今回は秋冬新商品 注目度 NO.1の「142ショートブーツ」について紹介したいと思います。

今回試した商品はこちら

142ショートブーツ ¥27,000(+税)

詳細はこちら

待望の本革ブーツです

実はこのブーツ、材料から製造まで全てを国産にこだわった、AKAISHI初の本革ブーツになります。

27,000円+税と少しお値段は張ります…が、これまでのブーツとは一線を画すとても上質なものに仕上りました。

本革に対しては賛否両論あると思います。
お手入れは大変だし、雨の日は履けない、価格も高い、実用的でないということで好まない方も多いのではないでしょうか?

以前は私もそうでした。材質や履き心地より、価格やデザイン重視で靴を購入することが多かったように思います。

結果、買ってはみたけれど痛くて履けずに、そのまま靴箱に眠っているもの、履き始めてすぐに壊れてしまったもの、皮膜が剥がれて履けなくなってしまったもの…失敗は多々あります。

そうした中で年齢を重ねるうちに「良いものを長く愛用したい」という気持ちに変わっていきました。

価格は少し張るけど、良いものは良い!

本革の靴って、確かに高価ですが、それなりの良さがありますよね。
履いていく内に革が柔らかくなって自分の足の形になじんでくるのと同時にフィットして 履きやすくなるし、味もでてきます。
最初に防水スプレーをかければ、ある程度の汚れや雨対策も大丈夫。
ちゃんとお手入れしてあげれば10年くらい愛用することもできます。
それに、上質なものを身に着けていると「この靴を履いてれば大丈夫」と謎の安心感と自信だって湧いてきます(笑)
いざという時に履ける、きちんとした1足があると便利ですよね。

そういった意味でも142のショートブーツは、ぜひお試しいただきたいおすすめの一足になります。

シックな表情の牛革スムースは、国産本革できめが細かく、肌触りと光沢感が素敵。
とっても柔らかくて履き始めでも硬く感じることはありません。

裏材にはスポンジ付きメッシュ材を使用しています。
履いた瞬間、足全体を優しく包みこみます。
メッシュ材は蒸れやニオイが気になるブーツには嬉しい抗菌・防臭機能付きです。

イタリアブランドのブーツと比較してみます

さて、そんな素敵なショートブーツ、AKAISHI社員の誇りと自信をかけて、不肖ながら某イタリアのブランド製ショートブーツと比較してみることにします。 果たして、AKAISHIのブーツは対抗できるのでしょうか…?

まずは、美は細部に宿る…という言葉があるように、仕立てを見ていきましょう。
AKAISHIのブーツは、熟練職人が1足1足手作りで仕上げています。
革の裁断からステッチのかけ方まで細部にわたり丁寧な仕上がりで、こだわりが感じられますね。

一方、イタリアブランドのブーツはちょっとステッチが曲がっていたり、革の裁断が荒い箇所があったり…。
これは、AKAISHIに軍配が上がりそうです。

履き心地を追求した「ボロネーゼ製法」

次に製法の違いを見ていきます。
AKAISHIのブーツは「ボロネーゼ製法(袋製法)」と呼ばれる、非常に柔らかな履き心地を追求したイタリアの製法を採用しています。

この製法は、通常は1枚になった中底を使用するシューズとは異なり、前足部に非常に柔らかな中底(AKAISHIは布地の中底)を使用することで、靴底がしなやかに曲がります。
屈曲性が高まると、蹴り出す時に靴底が足に吸い付くように自然と曲がるので疲れにくくなります。

さらに、ブーツ本体も軽くなるので負担が減ります。
ちなみに142ショートブーツは260g(23.5㎝)でした。

イタリアブランドのブーツは…ボロネーゼ製法ではないので、手で力を入れても全然曲がりません。
足を入れても、つま先が曲がらず歩きにくかったです。

このボロネーゼ製法、つくるのには技術が必要で手間もかかるので、工場からは煙たがれてしまいますが、やはり履き心地には妥協したくない!という開発陣のアツい思いから今回のブーツに取り入れたとのことです。

中底がそんなに柔らかくて大丈夫?と不安に思われるかもしれませんが、足裏のアーチ部分は硬い素材でしっかり支えますので履いた時の安定感は抜群です。

AKAISHIの履き心地に慣れてしまっていて、アーチサポートを当たり前に感じている今日この頃。改めて他社製品と履き心地を比較すると、アーチが支えられるだけでこんなにも履き心地が良いものなのかと感心してしまいます。

一覧に戻る

この記事を書いた人

高山裕香

AKAISHI 商品開発セクション シューフィッター 資格保持
主に商品の分析や企画を担当している。マーケティングの経験もあり、靴への知識も豊富。

PAGE
TOP