あなたの足年齢は何歳?歩き方から〈足年齢〉をチェック
この記事の監修者
株式会社AKAISHI 代表取締役 赤石恒一 / 保健学博士
靴医学の権威、新潟医療福祉大学大学院の阿部薫教授に師事。専門分野は保健学で、足の悩みの改善や、靴の機能向上のための研究をしている。
【所属学会】日本整形靴技術協会(副会長)、日本靴医学会
肌年齢という言葉を聞くと、ビクッとする方が多いかもしれませんが、足にも「足年齢」というものがあります。
肌年齢と同様に個人差があり、日頃から運動をされている方とそうでない方では、健康度に大きな違いが!
そこで今回は、歩き方から「足年齢」を知る方法を紹介したいと思います。皆さんの足年齢は何歳でしょうか。
1.歩き方から足年齢をチェック
ひとくちに「歩き方」といっても、いろいろなチェック要素がありますが、歩く“速さ”と“歩幅”が、足年齢に深く関係しています。
「歩く速さ」でチェック
100mの距離を普通に歩いた時間を計ります。直線でなくてもOK。
地図や携帯のアプリ等を使えば、近所の道上に100mの目安を見つけることができます。
普段通りの歩き方を意識して、歩行時間を計ってみましょう。
*最近では、歩行速度と認知症リスクの関連性が指摘されており、100mを歩くのに125秒以上かかってしまう場合は、認知症の可能性があると言われています。
歩幅でチェック
100mを歩く速さを測る時に、万歩計を付ければ、簡単にわりだすことができます。
「100m÷100mを歩いた歩数」で計算できます。
2.足年齢別の注意点
「足年齢」が分かったところで、どういった点を注意すればよいのかを以下にまとめてみました。
足年齢30代の方
一般的に、筋力は40代くらいまでは維持されますが、20代と比べると、若干落ちてきます。
一日に歩く量を減らさないようにしながら筋力の維持を心がけましょう。
足年齢40代~50代の方
20代過ぎからいろいろ怠けていた方にとっては、そのツケが回ってくるころです。
関節や靭帯が弱り始めるので、無理な運動をして逆に足を痛めてしまうケースもあります。それでも関節や靭帯の老化防止には筋力のアップが必要ですから、足をしっかり守る靴を履いてのウォーキングがお薦めです。
足年齢60代以上の方
60歳を過ぎると、筋力だけでなく、心肺機能や運動神経も衰えてきます。これらの老化防止にはウォーキングが不可欠ですが、転倒~骨折に注意が必要です。軽くて歩きやすい靴を履き、自分にあった歩幅と歩行スピードで、長くウォーキングすることをお薦めします。
「足年齢」を維持するには、筋力と体力の維持が必要ですが、特別な運動を始める必要はありません。
歩くことが十分な運動になります。通勤で一駅余分に歩くとか、エスカレーターを使わず階段を使うなど、普段から歩くことを意識することから始めてみてはいかがでしょうか。
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