O脚なのに靴の内側がすり減ってしまいます

ご質問

私はO脚なのですが、靴の内側が減ります。その場合、O脚矯正用のアーチフィッターは履かない方がいいんでしょうか?

フットケア相談室

結論から申し上げますと、お客様のように、O脚でありながら、靴の内側が片減りする方が、アーチフィッターのO脚補整用を使用するのは、足首にとってマイナス効果となってしまいます。

アーチフィッターのO脚補整は、通常のO脚:膝の間が広く、踵が外側に傾き気味(靴の外側が著しく減る)に対して、外側に偏りがちな重心を、足首に働きかけ、内側に補整しています。

対して、靴の内側が減りやすいH様の足首は、内側に傾き気味になっているはずですので、アーチフィッターO脚を履くと、内側への傾きを助長してしまい、足首への負担を増してしまいます。

O脚対策も大切ですが、まずは通常のアーチフィッター(304ワークなど)で、しっかりと縦アーチをサポートし、足首の傾きを正しく補整していくことが重要かと思います。

304 ワーク

もう足に悩まない!!お仕事てきぱきワーク♪

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フットケア相談室 監修

株式会社AKAISHI 代表取締役
保健学博士
靴医学の権威、新潟医療福祉大学大学院の阿部薫教授に師事。専門分野は保健学で、足の悩みの改善や、靴の機能向上のための研究をしている。
所属学会
・日本整形靴技術協会(副会長)
・日本靴医学会