ずっと魚の目で、悩んでおります。削っても痛いし、すぐ魚の目が出来てしまいます。

ご質問

ずっと魚の目で、悩んでおります。削っても痛いし、すぐ魚の目が出来てしまいます。

8年ほど前にCIDPという神経の難病になりました。感覚異常で歩行のチカラの入り方が悪いのか、それから更に魚の目がよく出来るようになりました。
山登りなどが好きなので、とにかく足のトラブルは直したいです。

根本的な靴選びが必要である事は分かっているのですが、今まで、病院やお店で中敷きなどを作りましたが、合うものにまだ出会っていません。

フットケア相談室

まずは魚の目についてです。
魚の目は角質の芯のようなものが皮膚の深部にできてしまうものですが、この芯を取り除かないと中々治りません。
摘出方法は、数日かけて魚の目全体を柔らかくして、芯の部分を分離させてから切開して取り除くというのが一般的で、皮膚科等の専門医の処置が必要になります。
また、魚の目のできる原因が靴内からの圧迫や摩擦ですので、靴の改善が必要となります。

靴の改善ポイントです。
1)つま先が圧迫されないこと。
つま先部には、足趾が自由に動かせるぐらいのゆとりが必要です。また、スニーカー等の場合履く都度、紐をしっかり結び直す習慣が必要です。
これにより、靴の中で前すべりして足趾が圧迫されることを防ぎます。登山の際も、下りでは特に足が前すべりしやすいので、意識して紐の結び直しを心がけるとよいでしょう。

2)インソールは表面がソフトでアーチがサポートされていること
アーチがサポートされているインソールは、足裏の凹凸にフィットしますので、足底圧が均等化します。さらに表面がソフトな材質であれば、足底にかかる荷重圧が均等化され、予防や痛みの緩和に効果的です。

弊社の靴の宣伝となってしまいますが、上記ポイントを満たす靴を多く取り揃えています。
まずは、当社の室内履きをお試しになってみてはいかがでしょうか。以下のリンクをご参考ください。
https://akaishionline.com/products/detail.php?product_id=26

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フットケア相談室 監修

株式会社AKAISHI 代表取締役
保健学博士
靴医学の権威、新潟医療福祉大学大学院の阿部薫教授に師事。専門分野は保健学で、足の悩みの改善や、靴の機能向上のための研究をしている。
所属学会
・日本整形靴技術協会(副会長)
・日本靴医学会